海外サッカー観戦チケットの買い方を解説

PR チケット手配方法

海外サッカーチケットの5つの買い方・購入方法別の特徴まとめ

最近はヨーロッパ各国のクラブへ移籍する日本人選手が増えていることもあり、ニュースのスポーツコーナーで彼らの活躍が紹介される機会も多くなってきました。そこで放送されるゴールシーンのハイライトを観たり、WOWOW等の有料チャンネルでプレミアリーグ、ブンデスリーガ、チャンピオンズリーグの試合を観ながら「いつか現地で観戦したいな」と思ったことはありませんか?

この夢を叶えるためには、旅の計画はもちろん、なによりもまず「観戦チケット」の入手を考えなければなりません。

このページでは、海外サッカーチケットの購入方法(手配方法)について、実体験を交えながら解説しています。海外サッカー観戦チケットを購入するには、公式サイト・チケットリセール・オンライン販売サイト・ツアー・現地購入など複数の方法があります。本記事では、イギリス・スペイン・ドイツ・イタリアなどヨーロッパ主要リーグを中心に、それぞれの購入手順と注意点をわかりやすく解説します。チケットの買い方にはこれらの選択肢がありますから、それぞれの特徴とメリット・デメリットを当ページでご確認下さい。

現地観戦旅行のお役に立てば幸いです!

海外サッカーチケットの5つの購入方法

国・地域、観たいリーグや試合によっても異なりますが、海外サッカーのチケット手配には以下の5つの方法があります。

  1. クラブ公式サイトで購入
  2. チケットエクスチェンジを活用
  3. ネットの販売サイトで購入
  4. 旅行代理店の観戦ツアー申込
  5. 現地のチケット販売窓口で購入

以下、順に詳細を解説していきます。

【方法1】クラブ公式サイトで海外サッカーチケットを購入する

海外サッカー観戦チケットのクラブ公式サイトでの買い方は?

もっとも一般的な海外サッカー観戦チケットの手配方法は、クラブ公式サイトや大会公式サイトからの購入です。ヨーロッパ主要リーグ(プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガ、リーグ・アンなど)の多くのクラブは、公式サイト上で観戦チケットを直接販売しています。欧州トップリーグ、およびこれらの国のカップ戦を観にいきたいと考えているなら、最初にクラブ公式をチェックしましょう。ただし、試合日程の発表から販売開始までは数週間しかないこともあり、人気カードは数時間で完売するケースも珍しくありません。

クラブ公式サイトでチケット購入する手順

購入手順

  1. 各クラブ公式サイトの「Tickets」または「Ticket & Hospitality」メニューをクリック
  2. 試合一覧から希望のカードを選択
  3. 席のカテゴリー(スタンド/価格帯)を指定
  4. 会員登録またはログイン
  5. クレジットカードなどで決済(多くはVisa/Master対応
  6. 登録メール宛にEチケット(QRコード)または郵送案内が届く

どのクラブの公式サイトも、わかりやすい位置にチケットに関するメニューがついています。英語なら、TicketsTicket&Hospitalityという記載をお探しください。スペイン語でチケットはEntradas、ポルトガル語ならBilhetes、イタリア語だとBiglietti、ドイツ語はFahrkarten、フランス語はBilletteです。

欧州各国のクラブ公式サイトの多くは、母語のほかに英語にも対応しています。現地語で分かりにくければ、英語に変えてみてください。

一方、ほとんどのサイトは日本語には対応していません。日本人が所属していたり、世界的に有名なクラブ(日本からも注目度が高い)の公式サイトは、日本語版の特別ページを用意していることもあります。ところが、日本語に限らず母語または英語以外の別言語ページは、一部のコンテンツを翻訳しているだけで、チケット購入に関する情報が出てこない、といった不便なサイトも少なくありません。

ですから、基本的にはクラブの現地語/英語のページで探し、不慣れな場合、グーグル翻訳やブラウザの翻訳機能をご活用ください。

チケット案内のページ内には、男性チーム/女性チーム、ホーム/アウェイなどカテゴリで分けた今後の試合予定、チケット販売のタイミング、受け取り方、支払い方法などの説明が書いてあります。

また、同ページ内にてVIP&ホスピタリティ(ボックス席や食事、スタジアム見学ツアーなどのオプション)の解説と料金も確認できます。特別な体験を希望するなら、これらの追加可否も要チェック。チケット購入後に追加できたり、チケット購入の段階で申し込むなど、クラブによって対応はさまざまです。

そして、公式サイトから観戦チケットを購入する際の一番の要点は、クラブによって無料会員登録または有料会員登録、ファンクラブの加入等が必要であること。

たとえば、イングランドの各クラブ公式サイトからチケットを購入する際には、ほぼ有料の会員登録が必須です。中小のクラブによっては無料会員でも買えますが、ビッグクラブは不可。イタリア、フランス、ドイツのクラブ公式からチケットを買う際も、無料会員登録を求められます。

チケット販売開始時期は会員区分によって異なり、一般的にシーズンチケット保有者、有料会員、そして残りが一般会員に公開される段階制となっています。そのため、強豪クラブのホーム戦はほとんどの席がシーズンチケットホルダーおよび有料会員で埋まり、一般にまで回ってこない(そもそも一般販売がない)ことも少なくありません。

ただし、試合日が近づくと、会員同士でチケットを交換できるエクスチェンジ(後述)という制度で取得できる可能性も残されています。

こういった、需要が供給を大きく上回る超人気クラブを除けば、公式サイトからのチケット購入手続き自体はそれほど難しくありません。サイトの雰囲気や決済までの導線は多少違っても、試合を選んで座席を選び、支払いに進むという一連の流れは共通しています。代金支払いはクレジットカードやデビットカードが一般的。クラブによっては、アップルペイやグーグルペイも使えます。

決済が済むと、チケットの受取方法に関する案内が会員登録時に入力したメールアドレス宛に届きます。チケットの受取形式は主に、電子か紙か、専用アプリでQRコードを表示させるかの3種。購入の途中で選べるか、最近は主に電子チケット一択となっています。

電子チケット(Eチケット)は、画面に記載のバーコードをスマホで表示させてスタジアムに入場できます。ただし、念のためプリントアウトして持参しましょう。紙のチケットは郵送です。渡航日を逆算して選択してください。

クラブ公式サイトでチケット購入するメリット

メリット

  • 定価で購入できる:手数料が最小限で済み、ダフ屋サイトを避けられる
  • 信頼性が高い:公式ルートなので偽チケットの心配がない
  • VIP席やホスピタリティプラン(軽食付き・ラウンジ利用など)も選択可能
  • 会員限定販売枠にアクセスできる(ファンクラブ登録が条件)

クラブ公式サイトでチケット購入する際の注意点

注意点

  • 販売開始時期はクラブによって異なるため、日程発表後は定期的なチェックが必要
  • 会員向けの先行販売が優先されるため、人気試合は一般販売枠が非常に少ない
  • 英語または現地語のみ対応のサイトが多いため、ブラウザ翻訳を活用

当サイトでは、各クラブごとの公式サイトのチケット販売ページの有無、購入手続きに関する簡単な解説も掲載しています。気になるチームがあればお役立て下さい。

国際大会のチケットは専用サイトをチェック

ワールドカップのチケットの買い方(FIFA公式サイト)

ワールドカップやEUROなどの国際大会のチケットは、大会公式サイトで申し込みます。ワールドカップはFIFA公式サイト、EUROやCL決勝はUEFAのサイトです。基本的に先着順かつ抽選です。サイトで事前に「いつからチケットが販売開始か」を調べてください。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの試合は、各クラブの公式から手配します。

【方法2】チケットエクスチェンジ(公式リセール)を活用する

海外サッカー観戦チケットのエクスチェンジとは?(リセール、再販制度)

近年、多くの欧州クラブで導入されているのが、「チケットエクスチェンジ(Ticket Exchange)」制度です。これは、シーズンチケット保有者が都合で観戦できなくなった試合分のチケットを、クラブ公式を通じて再販売できる公式リセールシステムです。

たとえば、プレミアリーグのアーセナルやリヴァプールなどを含むビッグ6や、ドイツのバイエルンやドルトムント、そのほか各国の人気クラブではこの制度が整備されており、公式サイトやモバイルアプリから安全に取引できます。

エクスチェンジ利用の流れ

利用方法

  1. 各クラブ公式サイトのエクスチェンジ(リセール)の有無をチェック
  2. 対応があれば、「Ticket Exchange」「Resale」「Secondary Market」などのページにアクセス
  3. 会員ログインを行い、希望試合を検索
  4. 座席を選択して決済
  5. 購入後、メールでEチケットが届く

都合により観戦に行けなくなったシーズンチケットホルダー会員が、保有するチケットの権利を公式サイトのエクスチェンジページにて出品(販売)します。チケットを保有していないファンは、出品状況に応じてチケットを取得してスタジアムに入場できます。シーズンチケットホルダーは、自分が観に行けない試合の観戦権のみを提供するだけで、チケット自体を譲渡・放棄するのではありません。

欧州トップリーグのクラブによっては、スタジアムの席数よりも需要の方が圧倒的に多い人気過熱状態となっています。そういったクラブは、有料会員から順番に販売を開始し、あとからエクスチェンジ(リセール)ページを開放します。

日本から現地へ観に行こうと考えている対象クラブの熱心なサポーターかつ会員登録済なら、早期販売時にチケットを調達できる可能性もありますし、あとからエクスチェンジ経由で入手できる可能性も残されています。そうではない場合、観戦希望のクラブに無料会員のカテゴリがあるなら念のため登録しておきましょう。

エクスチェンジのシステムや手数料に関しては、チケットに関するページのTicket ExchangeSecond Marketなどの項目に詳しい解説がありますのでご確認ください。

エクスチェンジ利用のメリット

メリット

  • 完売試合でも再チャンスあり:人気試合の一般販売終了後でも購入できる可能性がある
  • クラブ公式運営なので安全:ダフ屋サイトではないため、チケットの真正性が保証されている
  • 定価または上限価格で販売される(不正転売の心配なし)
  • 公式アプリや会員ページから簡単に購入可能

エクスチェンジ利用の注意点

注意点

  • チケットエクスチェンジを利用するには無料/有料会員登録が必要
  • 在庫は流動的で、販売開始と同時に売り切れることもある
  • クラブによっては手数料(約5〜10%)が上乗せされる

「完売」と表示されている試合でも、試合の2〜3日前にエクスチェンジに出品されるケースが多くあります。特にプレミアリーグでは、現地会員が多いため当日朝に再販されることも。旅行日程に余裕があるなら、諦めずにエクスチェンジを定期的にチェックするのがおすすめです。

【方法3】オンラインチケット販売サイトで購入する

海外サッカー観戦チケットをネットで購入する方法

クラブ公式サイト以外にも、海外サッカー観戦チケットを販売するオンラインサイトがいくつか存在します。これらのサイトでは、複数のクラブ・複数の大会のチケットをまとめて検索・比較できるため、初心者にも使いやすいのが特徴です。公式サイト上でチケットが完売、あるいはそもそも販売ページがない場合、チケット販売サイトを利用すると試合によっては簡単に手に入ります。ただし、いわゆる二次販売サイトであり、使用においては十分な注意が必要です。自己責任のもとに、安全なサイトを選ばなければなりません。

その点において、SportsEvents365は2006年から営業している大手サイトで、欧州リーグを中心にサッカーのチケット取扱いが豊富です。このサイトはいくつかのサッカークラブとは直接提携しているため、試合によっては良心的な値段でチケットが手に入ります。

また、ボックス席、食事付きやピッチサイド観戦などのホスピタリティパッケージも取り扱っています。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの決勝トーナメント以後の試合も手配可能で、メールアドレスを登録しておけば入荷時に速報を受信することもできます。

サッカーチケット販売サイトで購入する手順

購入手順

  1. 信頼できるサイトを選ぶ
  2. サイトのトップページで「クラブ名」「大会名」「都市」などを検索
  3. 試合を選択し、希望席のカテゴリーをクリック
  4. 価格・配送方法を確認してカートに追加
  5. 代金を支払う(クレカ、Paypal、ApplePayなど)
  6. Eチケットがメールで届く。または郵送や現地で受取

 
主要サイトの例

  • Sportsevents365(日本語対応・欧州主要リーグ網羅)
  • LiveFootballTickets(比較的在庫豊富、ユーザー評価高)
  • StubHub International(リセール中心・即時決済可能)

購入手順は公式サイトと変わりません。チケット販売中の試合一覧から観たい試合を選び、座席エリアを決め、席をピックアップして支払いに進む。決済はクレジットカードです。チケットはEチケット(プリントアウトして持参)か、渡航後に滞在先のホテルに紙のチケットが届きます。

サイトを利用するメリットのひとつは、日本語対応・日本語サポートを受けられること。公式サイトが日本語非対応のクラブのチケット購入においても、悪戦苦闘することはありません。

オンライン販売サイト利用のメリット

メリット

  • 日本語対応サイトが多い
  • 一般販売が終了していても残席を購入できる場合がある
  • 一度の決済で、複数試合のチケットをまとめて手配可能
  • サポート体制が充実しており、メール・チャットで問い合わせ可能

オンライン販売サイト利用時の注意点

注意点

  • 評判の悪い非公式サイト(個人転売系)には注意が必要
  • 一部の販売サイトでは正規価格より高額(手数料含む)で販売される
  • チケット受取が「試合数日前」になる場合もある

個人的に、チケットの調達が困難な試合の観戦時にはSportsEvents365をもっとも使用します。こちらのスポーツイベント365の海外サッカーチケットの買い方のページで手順の実例をご紹介していますので、ご使用時は参考にご覧ください。

【方法4】旅行代理店・観戦ツアーを利用する

海外サッカー観戦ツアーでチケットを手配する

「英語サイトで購入するのは不安」「航空券やホテルも一緒に手配したい」という方には、旅行代理店の観戦ツアーやパッケージ手配が安心です。日本の大手旅行会社(HIS、JTBなど)や専門代理店は、チケット+ホテル+送迎がセットになったツアー商品を販売しています。プレミアリーグやラ・リーガのビッグクラブ同士の試合、ダービーマッチ、ワールドカップやチャンピオンズリーグ等の国際大会、そのほか対象ゲームはさまざまですが、試合にこだわらなければ、個別手配が面倒な方にとっては一番手軽です。

観戦ツアー手配の流れ

手配方法

  1. 旅行代理店サイトで「海外サッカー観戦ツアー」または「クラブ名+観戦ツアー」を検索
  2. 行きたい試合・日程を指定
  3. チケット種別(一般席/VIP席)を選択
  4. 航空券・宿泊ホテルをセットで予約
  5. 出発前に日程表・チケット受け取り案内が届く

観戦ツアー利用のメリット

メリット

  • すべて日本語で手続き可能
  • 現地サポート付きでトラブル時も安心
  • 希望クラブや大会に合わせてカスタマイズ可能(例:バルセロナ戦+美術館巡り)
  • 入国・観戦ルール(ID提示、持ち物制限)なども事前に説明される

観戦ツアーを使うメリットは、旅の手配をまとめて任せられるのでとにかく楽なこと。そして、現地でも旅行代理店スタッフによる日本語サポートが受けられること。

旅程にはだいたい1,2日の自由行動時間がついているので、目当てのサッカー観戦以外にどんな観光地を巡りたいかもご検討下さい。ベタな観光スポットを満喫するのも旅の思い出になるでしょう。サッカーがお好きなら、観戦対象以外の別のスタジアム見学も楽しいと思います。

観戦ツアー利用時の注意点

注意点

  • 個人手配より費用が高くなる(+3〜5万円程度)
  • 試合日程の変更・中止リスクに対して返金条件を確認する必要がある
  • 人気カード(クラシコなど)は販売枠が少ない

観戦ツアー利用のデメリットは、渡航日程をツアーにあわせる必要があるのと、料金がチケット、航空券、ホテルを別々に手配するより割高になってしまう点。旅慣れしているなら、個別手配の方がスケジュールを柔軟に調整できます。割高分はサポート料ともとれるので納得できるかどうかです。

また、対象試合が限られてしまう点もツアーの限界。マイナーなチーム同士の試合はツアーが組まれていません。

特に初めてヨーロッパへ観戦に行く方や家族連れには、ツアー手配型が最も安全です。現地スタッフのサポートがあるため、入場口の混雑や交通トラブルにも対応できます。また、チケットのみの販売を行う「観戦パッケージ専門店」も増えており、柔軟な手配が可能になってきました。

【方法5】現地スタジアム窓口で購入する

海外サッカー観戦チケットは現地の窓口で買える?

もっとも伝統的かつアナログなチケット調達方法は、スタジアムのそばにあるチケットオフィス・販売カウンターでの購入です。窓口にて現地語または英語にてやりとりし、席を指定して代金を支払ってチケットを受け取ります。

現地窓口でチケットを購入する手順

購入手順

  1. 試合当日または前日にスタジアムのチケットオフィスへ
  2. パスポートなど身分証を提示
  3. 希望席種と人数を伝える
  4. 現金またはカードで支払い

購入手続きそのものは非常に簡単です。ただし、欧州サッカーのトップクラブの試合や国際大会などは、もはやこの方法によるチケット調達はほぼ不可能。すべてオンライン化しています。

この方法で観戦チケットを調達できる可能性があるのは、公式サイトおよびチケット販売システムがまだ未整備のような小さいクラブ。あるいは欧州でも下位リーグ所属や、マイナーな国の試合です。

そうした国やリーグに関心があり、スタジアム近くのホテルにすでに滞在していて「時間が空いたから行ってみよう」という軽いノリなら、公式サイトでチケット販売情報についてチェックするか、あるいは直接窓口に行って聞いてみるのも良いでしょう。

現地窓口でのチケット購入のメリット

メリット

  • 手数料不要・現地価格で購入可能
  • 英語が苦手でも、窓口スタッフが対応してくれるケースが多い
  • 観光のついでに試合を追加できる柔軟さ

現地窓口でチケット購入する際の注意点

注意点

  • 欧州トップチームの試合はそもそも当日券がない
  • 言語トラブルを避けるために、クラブ名・席種をメモして提示するとスムーズ

サッカー観戦をメインの目的とした渡航で現地の販売状況に委ねるのはリスクが高いため、目当てのチームや試合が決まっているなら、先に情報をご確認ください。クラブ公式サイト上でのチケット販売機能がなくても、チケット販売時期は明記している場合があります。

当日券を販売しているクラブでは、公式グッズショップ内にもチケットカウンターを設けている場合もあります。売り場については事前にご確認ください。また、最近はほとんど無いですが、国によっては、田舎の中小クラブで稀にカード利用不可(現金のみ)かもしれませんので、多少の現金もご持参ください。

【比較】海外サッカー観戦チケットの5つの購入方法を徹底比較

ここまで紹介した5つの方法(公式サイト/リセール/オンラインサイト/旅行代理店/現地窓口)を、それぞれのメリット・注意点・おすすめ対象者で比較してみましょう。

購入方法 主な特徴 メリット 注意点 おすすめの人
クラブ公式サイト クラブが直接販売。最も信頼性が高い 定価購入/安全/VIP席あり 会員限定販売が多い/英語サイトのみ 英語に慣れた人、リピーター
チケットエクスチェンジ
(公式リセール)
会員間の公式再販売制度 完売試合でも購入可/安全 在庫が流動的/手数料がかかる 人気カードを狙う中級者
オンライン販売サイト 複数クラブのチケットを一括検索 日本語対応/即購入可/比較しやすい 手数料が高め/信頼できるサイトを選ぶ 初めての観戦者、英語に不安がある人
旅行代理店・観戦ツアー チケット+航空券+宿泊のセット販売 手配が簡単/現地サポート付き 費用が高い/日程変更に弱い 初心者、家族連れ、団体旅行者
現地窓口(スタジアム) スタジアム当日券や前日販売 手数料なし/柔軟な購入が可能 人気試合は売切れ/窓口が閉まることも 旅行中に急に観戦したくなった人

公式サイト - 基本のチケット調達方法。多くのサイトは日本語非対応のため、翻訳を使ってよく調べてください。チケット価格は定価。人気クラブは会員の優先購入で完売が早い。そもそもオンラインでの販売ページがないクラブもあります。

エクスチェンジ(リセール) - 公式サイト上でのニ次販売。エクスチェンジ機能の有無はクラブによって異なります。購入にあたっては有料(または無料)会員登録が必要です。

チケット販売サイト - 信頼できるサイト選びが重要です。価格は、試合や時期によって異なります。サイトによっては日本語サポートや手配補償があるため、英語に不慣れでも安心して使えます。

観戦ツアー申込 - 観戦チケット、航空券、宿がまとめて手配できて簡単。旅行代金は個別手配よりも割高で、対象の試合も限られます。ただし、代理店スタッフによるサポートは大きな安心感を得られます。

現地チケットカウンターで購入 - 欧州トップリーグの試合観戦は事前調達必須。反対に、マイナーなリーグの試合、中小のクラブ、オンラインでチケット購入できない試合はこの方法で調達できる可能性があります。人気の試合は完売の恐れもあるため、事前に公式から販売開始のタイミングをご確認ください。スタジアム周辺にいるダフ屋から偽チケットを売られないよう注意。チケット価格は定価。

チケット購入で失敗しない3つのコツ

クラブ公式サイトとリセール情報を常にチェック - 人気試合は一般販売後にも再放出があるかもしれません。気になるクラブ、試合の情報は随時ご確認ください。

不自然に安い非公式サイトには要注意 - 偽チケットや入場不可のトラブル事例もあるため、外部サイトを使用する場合は信頼できるサイトをご利用ください。

日程変更リスクを考慮してスケジュールを組む - ヨーロッパの試合は天候・カップ戦日程で変更されることがあります。旅行日程に余裕をもたせておくと安心です。ツアーに申し込む場合は延期への対応可否をチェックしてください。

補足:南米、その他地域のサッカーチケット手配

欧州やアメリカのサッカークラブはオンラインでのチケット販売が一般化しています。欧州は特に日本人選手も増えているので、観戦ツアーも増えてきました。しかし、南米やアジア、アフリカなどのリーグやカップ戦は、オンラインでの直接販売が未整備のクラブも少なくありません。そのため、これらの地域のサッカーの試合を観る際は、事前に公式サイトで問い合わせるか、スタジアムのチケット売場で調達することになります。

南米の強豪、たとえばアルゼンチンのリーベル・プレートやボカ・ジュニアーズ、ブラジルのコリンチャンスといったクラブは、地元サポーターがとにかく熱狂的。シーズンチケットを保有しているサポーター数に対してスタジアムのシート数が足りていないという状況でさえあります(偽チケットが含まれているのかもしれません)スタジアム周辺のダフ屋からチケットを入手できることもありますが、ぼったくられる危険があるので挑戦しないほうが賢明です。

海外サッカー観戦チケットの購入方法まとめ

海外サッカー観戦チケットの買い方の解説まとめ

最後にもう一度まとめますね。

海外サッカー(特に欧州サッカー)のチケットを買う際の手段は公式サイトからの購入が第一の選択肢で、買えない試合は外部サイトでの調達もご検討ください。手配が面倒で、パッケージに含まれた試合観戦で満足ならツアーも選択肢に入ります。ネット販売がない試合や、マイナークラブ同士の試合、あるいは現地滞在のついで感覚なら、販売時期をチェックしたうえでチケット窓口に行ってみてください。

旅行プランを自分で立てて旅全体をガッツリ楽しみたいなら、チケットのみの事前手配を。チケットの料金は公式サイトが定価で一番納得できます。チケット販売サイトは総じて公式サイトより割高にはなりますが、試合によっては比較的安く手に入ります。

以上、長い説明となりましたが海外サッカー観戦チケットの各種手配方法についてイメージできましたでしょうか。公式サイトでも各チケット販売サイトでも、購入手続きそのものは簡単です。当ページをご覧いただいたあなたにとって、海外サッカー観戦旅行が少し具体的なものとなれば幸いです。

現地スタジアムにて地元サポーターの熱い応援の熱狂・興奮に包まれて、テレビ観戦では味わえない最高の体験ができることを願っています^^!

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